良いおしゃべりと悪いおしゃべり?
ゲームなどのアクティビティや、ライティングの最中に、ずっとおしゃべりしているお子さんもいますね。
楽しそうなのは良いですが、次々とおしゃべりが伝播して、全員が騒がしくなってしまうと大変です。
そうなる前に注意をしたいところですが、どのくらい叱っていいのか、悩むところですね。
悪くないおしゃべり
そんな時は、まずは何をしゃべっているかに耳を傾けましょう。
例えば、今やっているアクティビティの内容や、書いているライティングの内容についてのおしゃべりであれば、無理に止めさせなくてもいいと思います。そのタスクが一段落したら終わるおしゃべりだからです。
良くないおしゃべり
問題は、今やっている内容と関係のないおしゃべりです。
お家のこととか学校のこと、お友達のことなど、止めないと再現なく広がっていってしまうおしゃべりで、レッスンが中断されてしまう時。
その時は「今そのお話必要かな?」と聞いて、「あとで聞くから、今はこれをやろうね」と一旦おしゃべりをやめてもらいましょう。
ここでは、ただの注意ではなく、先生が自分の言ったことに反応してくれている、と感じてもらうことが大切です。
「おしゃべりは止めなさい」という注意の代わりに、できる限り細かく発言を拾って、「そうなの? すごいね。」など、短く反応をしてあげましょう。
そしてすぐに、
”OK. Let’s go back to page …”
“Let’s move on.”
などと言って次の指示に移ります。
自律的な良いクラスへ
このサイクルを繰り返していくと、生徒の方が徐々にレッスンのペースを覚えます。
どのくらい自由にしていいのかを体感できると、生徒同士で注意をしてくれるという自律的なクラスになっていきます。
ちなみに、「あとでお話してね」と言って、それを覚えている子供のほうが少ないかと思いますので、そのまま帰ってしまうこともあるかもしれません。でも、もしレッスン後にお話してきたら、きちんと聞いてあげましょう。
その時も「よかったね」「すごいね」などのポジティブワードを忘れずに。
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