普段どこに立っていますか?
一人一人の『個別対応✕人数』は避けたほうが良いというお話をしましたが、では、具体的にどのようにクラスを進行していくと良いのでしょうか。
ここで一つポイントがあります。
グループレッスンは、一人一人と向き合う場でもありますが、実は一つの有機体とも言えます。
そこで今回は、先生の立ち位置について考えてみましょう。
小〜中学校、高校と、教室には必ず教卓があって、先生は生徒全員が見渡せる位置にいましたね(実際には死角もあったと思いますが)。
小さなクラスであっても同じです。全員が見える位置に常にいる、というのを意識してみましょう。こちらからも生徒が見え、生徒からもこちらが見えるという位置です。
机のレイアウトと先生の立ち位置
机のレイアウトは様々だと思いますが、下の図のように、常に生徒とアイコンタクトが取れる、手元が見える位置をキープします。
図がぼやけてて申し訳ないのですが、青が机のレイアウト、ニコニコマークが先生のいる場所です。
先生がクラスの中心(センター)にいれば、生徒たちの反応がすぐわかります。全員がしっかりと自分に注目しているかを確認しながら指示出しをすれば、伝わっているかいないかが一目瞭然です。指示を出しながら、全員と目線を合わせるように心がけてください。
いやいや、ずっと同じ場所は無理!
もちろん、キッズのレッスンですので、いつも真ん中にいればいいというものでもありませんよね。
CDを使ったり、一緒にアクティビティで動いたり、時には丸付けに回ったり、移動しながらの指示もたくさんあります。
そういう時、先生が自由に動くのはOK ですが、生徒に好き勝手に動いてもらうのはお勧めしません。それはゲームなどのアクティビティ中でも同じです。
先生の動き方にはコツがあります。
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